番組

本多千香(メルボルン事件)の現在や冤罪の真相は?通訳がひどかったってマジ?


こんにちはフラムです。

 
メルボルン事件という事件がありまして、オーストラリアにて

日本人観光客が逮捕され有罪判決を受けた事件です。

 
この事件で日本人観光客5名に懲役15年から20年の実刑判決を受けました。

旅行の企画者Aと同伴した本田千香さんも無実であるにもかかわらず10年間の間服役生活を送ることになるのです。

 
本田さんを含む5人は最初全面的に否定していましたが

なんと企画者Aと兄弟2人は確信犯ということが判明します。

 
今回ですが、この事件の真相についてと、この事件の裁判時

通訳がひどく、つまり被告側にとって不利な裁判の展開をしていたそうです。

なのでこのことについて取り上げていきます。

 
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本田千香が逮捕されてから釈放されるまで

 
 
本田さんは裁判では何度も無罪を主張しましたが

裁判や取り調べでの通訳が不適切ではなかったことと

裁判の展開が被告人にとって不利なものであり有罪になりました。

 
本田さんの刑務所暮らしは英語が一切わからないところから始まり

パニック状態になり自殺をしてしまいそうになります。

 
また、最高裁判所での上告が棄却され打つ手がなくなった時も

本田さんは手首を切り自殺を図りました。

 
その後本田さんはキリスト教との出会いによって
心を取り戻し始めます。(キリスト教は最後まで彼女の味方になってました)

 
キリスト教との出会いによって心を取り戻し始めた本田さんは

周りの獄中の人たちと関係を深めることができ、精神的に安定していきます。

 
しかし、無実を勝ち取るための戦いは終わっていなく

本田さんは無実を勝ち取るために動き始めます。

10年間もの間投獄されていたのですが、少なくとも裁判終わってから
また無罪を勝ち取ろうとするまでに少なくとも5年も必要としたのですが
よくここまで戦ったなぁとおもいます・・・・
 
結局本田さんは景気を満了する形で2002年に刑務所から釈放されることになります。

刑期が終わりに近づいたときには、本田さんはオーストラリアの文化を知るようになり

また子猫を飼うなど獄中でも幸せな?生活を過ごしていたそうです。

 
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冤罪の真相は?

 
この事件を担当した弁護団は、新しいスーツケースを用意したガイドを疑って

「観光客を運び屋に仕立てようとした事件である」という構図を出しましたが

ガイドを証人として出廷させることは出来ませんでした。

 
 
また、この事件で逮捕された3名は確信犯ということを書きましたが

この理由について以下のように言われているからです。
旅行の企画者Aさんは元暴力団員で他にも前科がある
Aさんとその兄弟Bさん、Cさんは確信犯(四男と二兄)は確信犯で、薬の存在を喋っていた
ガイドもシンジケートの末端の組員で、マレーシアからオーストラリアに向かうときに、高齢者のDさんと本田千香さんは無実だと言ってた
(なおこのガイドは事件に巻き込まれるDさんと本田さんを悲しんでた)
引用元
 
犯人もヒドイ人物なのですが、ガイドもまたかなりひどい人物ですね・・・

良心を見せたといえば聞こえはいいのですけどね・・・・

 

通訳がひどかった?

 
この事件は通訳がヒドイといいますがどれくらいひどかったのでしょうか・・・?

 
全部は載せられないのですが、このサイトが非常に参考になります。
 
http://ci.nii.ac.jp/els/contents110004045625.pdf?id=ART0006305086
 
通訳の部分で見ればわかるのですが、とても被告人と通訳者のコミュニケーションが成り立っているとは言えません。

 
会話部分はカットしますが、荷物が誰のものかについて捜査官から聞かれたときが凄くヒドイです。
捜査官 :Ask him again who packed the bag .
通訳者 この荷物はもともとどこから来たものですか?

引用元
 
捜査官が聞きたいのは「このバッグは誰のものか」ということなのですが

通訳者はこのバッグがどこからあったのかについて聞いてしまっています。

つまり通訳者は検察官の言葉を捻じ曲げたことになります。

 
その後は通訳者と被疑者の会話が続きますが、やり取りが終わらないので

検察官は怒って「talking rubbish」と言いましたが、通訳者は「意味ないです」と訳し

被疑者に検察官の気持ちを伝えることに失敗したのです。

検察官が言いたかったことは「くだらないことばっかいってるな」です。
 
この通訳の不備に関しては倫理規定に関係されておりますが

この通訳者とそれを配置した国(あるいは警察)のその後はわかりません・・・・

 

まとめ

 
この事件での教訓は「海外旅行の時は気をつけるべし」なのですが

いつこんな出来事来るか分からないですよね・・・・

 
運が悪かっただけでは済まない話なのですが、こちらでできることは

海外旅行に行くときはちゃんとその国の知識+言語を習得してからいったほうがいい・・・

というくらいしかありませんね・・・・

 
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございましたー

 
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