こんにちは。フラムです。
今回は2004年ごろに起きたいわゆる「組織バンク」事件についてです。
バーバラさんは夫のマイケルが組織バンクでちゃんと働いていると思ったら
マイケルは遺族に許可を得ずにビジネスを行っていたのです。
ドナーや臓器移植は本人の意識がなくても家族の同意が得られれば
臓器や血液などの提供はできますが、マイケルさんはその過程を無視したのです。
これが理由でマイケルさんは逮捕されたのですが今回は
・「組織バンク:BioMedical Tissue Services」について
・マイケルさんの昔と今
について紹介していきます
「組織バンク:BioMedical Tissue Services」とは?
組織バングBiomedical Tissue Services(BTS)はマイケルさんが2004年ごろに立ち上げた事業です。
事業内容は平たくいうと、臓器移植や解剖実習用、研究などで使用される人体の臓器や血管を提供するものです。
ただ、BTSが提供する臓器や血管は
火葬場で燃やされるべきであった遺体を無断に回収したものであり、つまり盗難された人体なのです。
盗難先は主にペンシルベニア州やニューヨークでありますが、多くの葬儀場で遺体を一体10000ドル程で買い取っていました。
ちなみに、アシスタントは一人当たり月?1000ドルほどで雇っていたそう。
それでも、指を数えるほどの数であるので、大人数で関わっていたわけではなさそうかな・・??
BTSはさらにヤバいことを行っています。
・同意書や死亡証明書の偽造
・エイズやガンでお亡くなりになった人たちの遺体の引きとりを受け入れる
もはや完全にお金のためだけに遺体を回収していますね・・・
人体の臓器の価格リストを引用しますが、たしかに高いです。
それに、回収(盗難)した遺体は減菌処理を施しました。
ですがそれ以上に、遺体を盗難をし、病気にかかった遺体まで回収していたというのは
法律上でも許されることではないですし、衛生面でも許されることはできません。
・肩:500ドル(約4万円)
・冠状動脈:1525ドル(約12万1000円)
・心臓:119000ドル(約952万円)
・肝臓:15万7000ドル(約1273万9000円)
・手と肘下セット:385ドル(約3万1000円)
・血液1パイント(約0.5リットル):337ドル(約2万7000円)
・脾臓:508ドル(約4万1000円)
・胃:508ドル(約4万1000円)
・小腸:2519ドル(約20万4000円)
・腎臓:26万2000ドル(約2125万9000円)
引用元
ただ、2006年2月ごろに、マイケルさんを含めた2人のアシスタントが逮捕され
FDA(米国職員医薬品局)によって閉鎖されました。(当然)
マイケルの過去
引用元
マイケルさんはBTSを起業するまでは、歯科医をしていましたが
鎮痛剤の中毒症状あり、手術中に患者を傷つけたので、歯科免許をはく奪されています。
その後にマイケルさんが立ち上げたのがBTSです。
立ち上げた経緯については一説によれば
歯科免許はく奪後、ニューヨーク州から
ヒト組織バンクの遺体解剖のために
医療用器具の製造の仕事の依頼を受けたことがきっかけだそうです。
その後は、組織バンクの事業で不正に稼いでおりましたが
2006年ごろに、アメリカの葬儀場と火葬場を営む姉弟が逮捕されました。
彼らの名前はガーゾーン兄弟(ルイス・ジェラルド)です。
逮捕の理由は、火葬場に運び込まれた遺体から骨や皮膚を取り出して販売していたからです。
ガーゾーン兄弟の逮捕後、マイケルがすぐに逮捕されました。
そして、2008年6月27日に、マイケルは18~54年の禁固刑を宣告されました。
マイケルの現在
結論から述べると、骨ガンで2013年に既にお亡くなりになっています。
49歳でお亡くなりになりましたが、やっていることの大きさを考えると、終身刑でも足りない気がします・・・
ちなみに、この一連の事件は「Body Snatcher of New York:Toby Dye監督」によって映画化されています。
肝心の映画情報は探してもないのがすごく残念ですけどね・・・なんでないんだろ
以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました
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