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こんにちはフラムです。
「世界丸見え!テレビ特捜部」でボラナ族について取り上げられます。
エチオピアにある部族なのですが、塩を採る方法がかなり過酷であります。
ただ、ボラナ族にとって塩はライフラインとしても機能しているので
誰かがやらないと生きていけないのです。
世の中には成人するためには体全身に切り傷を負わないといけない慣習があるなど
とんでもない習慣があるのですが、ボラナ族も似たようなものでしょう
またボラナ族は日本では許されない一妻多夫制的なことがあるのですが
なぜこのような習慣があるのでしょうかね・・・???
そこで今回はボラナ族が採った塩が買えるかどうかや
一妻多夫制的な慣習についても調査をしていきます!
ボラナ族とは?
ざっくり紹介すると以下の通りになります
言語 ボラナ語(言語は謎,गड्ढा खोदना←こんな語らしい)
宗教 イスラム教、キリスト教
文化 同文同種?
社会 階級社会?
引用元
ボラナ族は日本や中国と同じような同文同種の社会であります。
要するにあまり他の部族や人種をあまり受け入れていないスタイルです。
ボラナ族の社会階層は4つの階級構想からなっており
わかる限りでは一番偉いのが「ボラナ(貴族)」であり
二番目にえらいのが「ガッバロ」という階級でした
そして3~4番目の階級層にいる人は奴隷として扱われていた歴史もあったそうです。
ちなみに現在はよくわからない
ちなみにボラナ族の男性は牛を持つことが日本でいうマイナンバー制度に相当し
牛を持っていない男は社会的に非常に不利に立たされます(具体的には儀式に参加できない)
また、ボラナ族の妻は結婚しても他に愛人を作るといわれています。
こんなん日本でやったら大バッシングを食らいますが
調べてみると男性でも複数の妻を持っているそうですね。
むしろ家父長制のような感じがあるのですが、女性は関係ないのかな・・?
ボラナ族の家父長制というのは父親が一家のリーダーであり
家族全員の責任も背負っているのであります。
階級や家族構成に目をつむれば割となんてことのない
部族でありますが、やはりテレビに取り上げられるだけあって
私たち日本人にはびっくりするようなことがあります。
塩の採取がやばい・・・・・・(語彙不足
圧倒的な語彙不足感が満載でありますが
ボラナ族の塩の採取はともかく痛い・辛いの2コンボがあります。
動画で見たほうが明らかに早いので載せますが
小さい子供が自分の健康を顧みずに塩を採取していることがわかります。
ボラナ族が採取する塩は火山の噴火跡にできた湖(泥水)で
乾燥した泥から塩を採取しております。
大人も子供も一日2~3回この塩辛い湖の中に飛び込んで
塩を採取して生活手段を立てているのです(時給8ユーロほどらしい)
ちなみにほぼ全員全裸で採取しているのは
服を着て採取しようとすると服が一気にダメになるからです。
服が一気にダメになるほどの濃度は尋常ではなく
もちろん生身の体にはダイレクトに悪い影響を与えます
(効能:膨疹、失明(程度による)、難聴(程度による))
もちろん生身でやるのは危険なので
石膏で覆ったりしていますがそれでも危険です。
さらにおまけにいうなら、終わった後の洗う手段も
近くにある少し塩辛い湖だけしか洗う手段がないのです。
「こんなことやめればいいじゃないか!」と思いたくなるのですが
このボラナ族の人達は農村部の戻す手段がなく
かつてやっていた牧畜も多くの費用を必要としているので
ボラナ族の人は今日もこの湖で塩を採っているのです。
ただ村の外に出て別の職業を探す人もいるとは思うのですが
それはほんの一握りの人物であり、大多数は塩を採取して生計を立てています。
まとめ
ボラナ族の人は塩を採取しているのですが
おそらくこれは牛を持てない人たちの生活手段であります。
やめればいいといってもこの社会では牛を持たないことには
社会的地位が確保できないので、いろいろ難しいものです。
ちなみにほかの部族でも牛がその人の社会的地位を示す
バロメータのように扱われているので
これ読んでいる牛さんは是非ともエチオピアに行ってみるといいです。
要するにサクッと調べようと思ったら
意外と根が深そうな問題がありそうなボラナ族でした。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。