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アンビリーバボーでピーターノーマンが特集されます。
ピーターノーマンさんはアメリカでは2000年以後に有名になった人物です。
しかし、メキシコシティオリンピックにおいてある行為をしたおかげで祖国ではまるで反逆者のように扱われてしまいます。
今回はピーターノーマンさんの経歴と家族について調査してみます!
ピーターノーマンの家族構成
(経歴がメインなので家族についてはサックり気味で)結婚は2回しています。子供は前妻に2人、現在の妻(厳密には未亡人だけど)の間に2人の子供がいます。
孫は4人いるのでかなりの大家族といえます(向こうの国では平均的?)
ピーターノーマンの偉業とは?
(これがメインなのになんで2番目に持ってきてんだろ)ブラックパワー・サリュートについて
ブラックパワー・サリュートは黒人差別に対する一種の抗議の姿勢でした。「トミー・スミス」さんと「ジョン・カーロス」さんが黒人差別や貧困の象徴を示すために立ち上がったのが始まりです。
ちなみに、wikipediaではブラックパワー・サリュートで二人が黒人差別及び貧困をどう象徴していったのかがかかれています
引用元
(グローブに関しては出てきませんでした。予想するなら労働者としての証なのでしょうか??)
手袋=黒人の貧困
ロザリオ=抗議活動で黒人が傷ついたことに関する哀悼
スカーフ=黒人のプライド
引用元
話を戻しますが、ブラックパワー・サリュートが行われた1960年代のアメリカは黒人に対する差別問題がありました。
(その頃は奴隷制度は解放されているけど、実際問題生活する中で黒人は生活する手段が確立されていなかったので白人の元で働くしかなかったそう)
その黒人差別に対し、1960年代は「公民権運動」といわれる抗議があります。(私はバス抗議運動については高校でやった記憶があります)
(内容は超おおまかにいうと、俺たち黒人を差別せずに過ごさせてくれ!と抗議している感じ。:引用元)
その運動の主導者「キング牧師」が活躍したのも1960年代です。(さすがにノーベル平和賞も獲得したから知ってるよ・・!!)
(キング牧師が暗殺されてしまった年が1968年です。ブラックパワー・サリュートも同年なんですよね・・・)
ブラックパワー・サリュートにおいてのピーターノーマンさんの活躍
ピーターノーマンさんは上の画像ではただ単に前を見つめているだけです。ただ、胸のところには「OPHR」というバッジをつけています
このバッジの正式名所は
引用元twitter
「Olympic Project for Human Rights」
であり、人権を求めるオリンピック・プロジェクトといわれています。(超ストレート)
ピーターノーマンさんは直接参加はしてはいないのですが、このバッジをつけていることは
「トミー・スミス」さんと「ジョン・カーロス」さんの活動を支持しているということになります。
このことに関してトミースミスは以下のコメントを残しています(さん付けはカットで)
“While he didn’t raise a fist, he did lend a hand,”訳すと、「彼(ピーターノーマン)は手を上げはしなかったが、手は貸してもらった」になります。
引用元
(全然関係ないですが、この言い回しは本当に素晴らしいですよね・・・!ビビっときます!)
ブラックパワー・サリュート後の生活
その後の生活が問題でした。ピーターノーマンのあの行為は母国オーストラリアではとても認められた行為ではありません。ピーターの母国であるオーストラリアでは、思想として強かったのが「白豪主義」だったのです。
(さっくりいうと白人最強!白人が人類で最も強いんだ!賢いんだ!って感じ)
というわけで黒人に対しては相当な差別的な意識を持っていました。
ピーターはその黒人の人権を支持したのですから、オーストラリア国内では大バッシングを受けることになります。
メキシコシティオリンピックのあと、ピーターの人生は苦悩の連続でした。
詳しく言うと
・ミュンヘン・オリンピックにおいて出場資格が与えられたのに抹消された。
・その後引退して、体育教師や肉屋などの職を転々とするアルバイト生活
・世間からのバッシングにより家族崩壊
・うつ病や怪我により足に重大な損傷をおった
・メルボルン・オリンピックで聖火ランナーから外された
ということがありました。一部の話だとピーターがとったオリンピックの記録はいまでも破られていないそう・・・・
まとめ
ピーターの生活はメキシコシティオリンピックのあの行動から全てが転がっていきました。当時はピーターの行為は大バッシングをうけ、しかもお亡くなりになるまで日の目を浴びたことがありません。
ですが、その親戚の「マットノーマン」がピーターの活躍をドキュメント映画にして残しています。
おそらくピーターにとってこれが最も救われたと思った瞬間でしょう・・・(あくまで妄想)
今後は英雄として評価されていってほしいですね・・・・!
以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました~
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