こんにちはフラムです。
ひなたぼっこの由来として囁かれていますが、「ひなたごっこ」という由来ではないかという話があります・・!
個人的にはひなたごっこはごっこ遊びの一種であって、ひなたぼっこは日を浴びるをいう意味なのではないかと思うのですが・・・
今回はひなたぼっこの由来がひなたごっこなのかについて調査していきます!
ひなたぼっこやひなたごっこの意味を確認
そもそも「ひなたごっこ」と「ひなたぼっこ」は同義語なのですが
地域ごとに使い分けられているようです。
どこら辺からひなたぼっこで、どこからがひなたごっこなのかはわからないので
明確な線はなく、人によって変わっている可能性があります。
ちょっとここで過去にひなたぼっこの意味について調べた方がいらっしゃいますので紹介していきます。
- ひなたぼっこは「日向惚け在り」という意味から転じた?
この「日向惚け在り」は平安時代の説話集「今昔物語集」に見える用法だそうです。
ちなみに調べてみると「天道ぼこり」も同義語である可能性もあります
参照元:電子辞書 広辞苑第六版(岩波書店)、「ひなたぼっこ」
「天道ぼこり」は古今著聞集の一節に使われています。↓
『ある田舎人、京上りして侍りけるが、宿にて天道ぼこりしてゐたりかるに~』
ただこんな言葉聞いたことがないので現在では死語かもしれませんが
もう少し脱線しますが、「惚く:ほうく」という言葉はあるようです。
意味はぼんやりする、ぼけるという意味で「頭がぼける」という感じで使われるようです。
- ひなたぼっこの「ぼっこ」は誇るから転じたもの?
これは文字通り「誇る:自ラ四」から転じたという説です。
古語の意味は現代語とは違うことが多いのですが、古語の「誇る」は現代と同じ意味で使っても大丈夫です。
そうすると日向に浴びるのが誇らしい(得意げになる)という意味になるのですが
どんな状況で使われるんでしょうか・・・・?
- ひなたごっこの意味は?
なんとひなたごっこの由来としているものがないのではありませんか・・・!
一応無理矢理整理すると「ごっこ」は以下の通りで使われます。
[接尾]名詞に付いて、二人以上のものがその動作・行為をすることを表す。
引用元
しかし、「ひなたごっこ」という意味に関しては発祥がないので
正式な意味はないといえそうです。
一応古語辞典、広辞苑でチェックしてみましたが一個も出てきませんでした。
ひなたぼっこの意味の由来はひなたごっこ?
というわけで「ひなたぼっこ」の意味は「ひなたごっこ」とは言えないですね。
どっちが先だかわかりませんが、ひなたぼっこが地域ごとに読み方が変化して
ひなたごっことして読まれたっぽいですね。
というわけで以上になります。最後までお読みいただきありがとうございましたー