こんにちはフラムです。
「激レアさんを連れてきた」で岡野雅行さんが出演されますが
なにげ芸能人で出たのは初めてなんですよね。
ただ岡野さんの高校時代のエピソードが壮絶すぎるというのは
あまり聞いたことはないと思います(サッカーファン除く)
今回は岡野さんが高校時代に経験した
エピソードについて紹介してみます。
岡野雅行の出身高校について
岡野さんが卒業した高校は
「立正大学淞南高等学校」です。
岡野さんのころは「松江日本大学高等学校」だったのですが
大学間の関係が色々あって現在こうなっています。
現在こそ「第96回全国高校サッカー選手権大会島根県大会優勝」や
多くのプロサッカー選手を輩出しておりますが
岡野さんの頃はまるで世紀末みたいな感じだったそうです。
立正大学淞南高等学校の世紀末エピソード
岡野さんは当時中学卒業後
ブラジルにサッカー留学したいと両親に頼みましたが
それを拒否されて、親戚の勧めで行ったのがこの高校です。
ですが岡野さんの両親はその高校の存在意義をよく知りませんでした。
当時の立正大学淞南高等学校はいわゆる「不良更正施設」でした。
当時の理事長の「岡崎功」は1945年に松江騒擾事件を引き起こした人であり
死者一名を出し無期懲役を受け服役しましたが
サンフランシスコ平和条約により恩赦で釈放されたガチの右翼の人です。
岡崎がこの事件を引き起こした理由は終戦に不満をもったから
こんなガチの人が立正大学淞南高等学校で理事長を
1961年から長いことやっていたというのがオドロキです。
当時の立正大学淞南高等学校では
・生徒に教育勅語を渡して暗記させた(森○学園かな?)
・入学式に特攻服にマスク姿の生徒がいた
・教師が竹刀を持ったり、寮では先輩がチェーンを振り回してる
・トイレの窓をあけただけでブザーがなる(脱走防止の為)
・三島由紀夫の写真を見せて教師が涙を流しながら愛国心を説く
という魁!男塾の国語のカリキュラム(?)と
北斗の拳の世界観を持ってきたかのような恐ろしい空間だったそうです。
こんな人達がたくさんいる高校だったそうですが
こっからサッカー強豪校になっちゃうというのが面白いですよねー
立正大学淞南高等学校は岡野さんの頃から
全寮制だったのですが、岡野さんが6時の門限を守らなかったという理由で
前歯を四本もおられたそうです。
というようにだいぶぶっ飛んだエピソードですが
岡野さんはこっから強豪校にまで押し上げていくんですよね。
岡野雅行が不良サッカー部を強豪校にまで登りつめたエピソードについて
岡野さんはこの高校が「更正施設」ということを察しましたが
ここでやっていくと決め、理事長にかけあってサッカー部を創設しました。
部員は20名以上集まりましたが
メンツとしては
・地元に変えれば単車数千台が出迎える暴走族の元ヘッド
・顧問の教師(陸上が専門)
というような個性が強すぎるメンツでした。
初めての試合も、当時の立正大学淞南高等学校の評判の悪さが
地元中に知れ渡っており、試合を受けてくれる高校がいませんでした。
その中で受けてくれる高校がいましたが
その理由は両方とも不良高校でケンカをするためだったからです。
ちなみに試合結果は「0-0」で淞南高校の勝ち
岡野さんはここから不良立ちをまとめあげ
サッカーに目覚めさせて成長を遂げていきます。
三年の11月の地区大会までのは決勝戦までいきましたが
残念ながらPK負けをしてしまいました。
ですが、その後のヤンキーのコメントがいいんですよね
もう3年も終わりの11月。地区大会決勝戦。相手は松江商業でした。
1点をリードされ、後半にぼくが決めて追いつきました。
そしてPK戦へ。
5人目、最後のキッカーは、ぼく。
外しました。その後相手が決めて、それで、あ、ぼくの高校サッカー時代は今終わったんだって気づいた。
知らないあいだに涙がぽろぽろとこぼれ落ちていました。
周りを見回すと、3年の部員も皆泣いていました。
ぼくは申し訳ない気持ちになって、皆に頭を下げたんです。
「ごめんな。」
でも、彼らはこう言ってくれました。
「岡野が居なかったら、俺達はサッカーをやっていなかったし、こんな楽しい思いは出来なかった。
本当にばりばりの日本全国選抜ヤンキーだった彼らがそう言うのです。
「岡野が外してくれてよかったよ。俺らは外せない。おれらが外して最後だったら誰も納得できない。それ、やばいだろ」
また、ぼくの目から涙がぶわーっですよ。本当に感動しました。
引用元
ヤンキーが真面目なサッカー選手となったのがいい話ですよね・・・
さらにそれ以降は全国高校サッカー選手権大会の常連校となるので
岡野さんの高校時代の偉業はスゴイ・・・・
まとめ
当時の立正大学淞南高等学校は今の時代なら
確実にダメな高校なのですが、岡野さんはここで頑張っていって
そこから日本代表、野人とまで呼ばれるようになります。
現在岡野さんはガイナーレ鳥取の代表取締役GMとして活躍されておりますが
そこでも伝説を作ってくれることを期待しています!
というわけで以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。