こんにちはフラムでうs。
11月29日に北朝鮮が新たな核ミサイルを発射しました。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)で火星15号という名前のミサイルです。
今回のミサイルは日本の排他的経済水域内で着弾しており
政府はそのことを予測していたのであえてJアラートをならさなかったそうです。
ただ青森までの距離は約250km、例えるなら『東京~浜松』間と割と近い
今回は火星15号の威力や値段、そして被害についての報告についても
まとめてみました。
ICBM(火星15号)について
Array撃ち落とし困難なロフテッド軌道か 過去最大の高度 https://t.co/APrQsrTcTz 今回の火星15号は高度4000キロを超え、これまでで最も高いとみられ、アメリカの専門家は距離にして1万3000キロ以上の飛行が可能で、首都ワシントンにも届くと分析しています。日本政府の対応について報告をした。
— 渡部篤 (@watanabeatushi) 2017年11月29日
火星15号は北朝鮮が開発し発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)です。
過去には14号とあるので何かしら改良を加えたものになります
まーた高価なゴミを海に捨てるのか・・・
報道ではアメリカのワシントンまで届くと報じられており
めちゃくちゃ性能がすごいぞこのミサイル!とアピールしています。
火星15号の性能全般の話
というわけで現時点で報じられている火星15号の性能についてまとめてみます。
まず今回実際に発射された際についての情報です。
- 高度・・・4475km(約4500km)
- 飛行時間・・・約53分
- 飛行距離・・・950km
あった画像によればこんな感じの軌道だそうです。
さっきも書きましたが、性能自体は向上しており
朝鮮中央テレビによればこう説明しています。
「米国本土全域を攻撃できる超大型重量級核弾頭の装着が可能」
「(火星14号と比べて)戦術的な仕様と技術的な特性がはるかに優れた兵器」
我々が目標としたロケット兵器開発の完成段階に達した最も威力あるICBM」
引用元
朝鮮テレビのおばさんが意気揚々と語っている様子が想像できますが
確かに性能自体はかなり向上しています。
過去に発射されたことある火星12号と火星14号と比較すると
特に高度があがっていることがわかりまず。
火星12号 | 火星14号 | 火星15号 | |
---|---|---|---|
高度(km) | 2111 | 2500 | 4475 |
飛行距離〔km) | 787 | 900 | 950 |
飛行時間(分) | 20 | 40 | 53 |
おまけに軌道も火星14号と同じ「ロフデット軌道」になります。
簡単に言えば通常よりも高く発射することにより
大気圏を越えてそこから落下させて命中させる発射方法です。
読売新聞の画像の方がずっとわかりやすいので載せますが
単純にいえばミサイルを高く上げれば、落下する速度はそれだけ速くなります。
つまりそれだけ発射中に迎撃できる可能性が減ることになります。
私は「どうせ撃退できるから安心だぜ!」と思っていますが
こんな軌道で飛ばれたときに果たして日本やアメリカは迎撃ができるのかと思うと
少しばかし心配になります。
みなさんはどう思われるかはわかりませんが・・・・
火星15号の威力やお値段は?
火星15号の威力についてのお話ですが
さきほど書いたようにアメリカのワシントンまで届く威力を発揮します。
ただどんなものが詰まれているかはわかりません
核だったり生物兵器だったりします。
一応シミュレーションしてみたという動画もありますの載せますが
確実にいえるのは着弾地点から1km以内は確実にさよならということくらいですか・・・
仮に生き残れてもその後の後遺症がありますので
五体満足で人生を満喫することは絶望的といってもよいでしょう。
そう考えるとめんどくさいものを作ってんなぁと思いますね・・・・
ちなみにお値段ですが公表しているわけでもないし
種類によって値段も変わるのでおおざっぱなことしかかけないです。
過去に開発されたICBMのお値段はこんな感じです。
・ピースキーパー・・・20~30億
・トマホーク(2011)・・・1.45億
情報が少ないうえに値段もおおざっぱですが
今回のミサイルなら軽く10億は超えそうな感じがしますね。
ミサイル売っている金あるあら国民をなんとかしろ!(テンプレ)
火星15号による被害状況はある?
火星15号による被害状況についてですが
ツイッターで調べても一個も出てこなかったので
被害は現時点ではありません。
あったらニュースになりますが
ならないことを祈るばかりですね。
まとめ
というわけで火星15号でしたが
北朝鮮がまだ改良させる技術力や金をもっていることにびっくりでした。
頼みの綱はやっぱりアメリカですが
アメリカはどう対処するのでしょうかね・・・?
というわけで以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。