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こんにちはフラムです。
山中教授が所長のips研究所で論文の不正があったようですね・・・・
ちなみに捏造とかしたら剥奪となる可能性高いので結構ヤバイですね。
そういえば小保方さん元気かなぁ
今回は山水康平教授の出身大学や経歴
そして改ざんや捏造をした論文について調べていきます。
山水康平のプロフィール
名前 山水康平 やまみずこうへい
年齢 36歳
出身大学 京都大学/博士号も同じ
2010年に京都大学で博士号を取得し
アメリカのNIHへ研究留学し2014年よりCiRAの特定拠点助教になりました。
ちなみに助成金では海外学振や
かなえ医薬振興財団海外留学助成など
結構なところからもらっていました。
山水助教自体はブログなどをやられておりませんが
経歴は上記のようにアメリカに留学している時期もあり
優秀な京大の助教だなぁって感じの方です。
↑
米国国立衛生研究所の研究員で
ゲノム化学:システムゲノム科学を専門にしています。
当時行った研究課題名も
「転写因子発現システムを有するES細胞バンクを用いた細胞分化機構の網羅的解析」
とありますが私が学んでいるのはそっちじゃないのでわかんないですね・・・
ただ、ES細胞を研究していたということがわかりますし、
それにかなり関係をもつips細胞の研究をしていた山中教授は
ES細胞を研究していた研究者で優秀な人を引っ張ってきたのでしょうかね・・?
追記)
Google scholarに山水助教の名前がありました。(Reseacher gateにはない)
H-indexは17とあり
また最多被引用回数の論文では99回引用されたことがあります。
ざっと見ただけど合計被引用回数は200は軽く超えてる。
ちなみに被引用回数が多い研究者ほど貢献していると見られます。
分野ごとによって違いはあると思いますが
これほど引用されたということは元から
インチキ科学者ではなかったということが言えそうです。
今ではもう遅いけれども
山水康平が捏造・改ざんした論文は何?
共同通信ではこのように報じています。
京都大は22日、京都大iPS細胞研究所の山水康平・特定拠点助教の論文について
捏造と改ざんがあったと発表した。午後5時半から山中伸弥所長らが京都大で記者会見する。
引用元
余談ですが、今回の捏造発覚はおそらく研究内容に指摘があった声から
すぐに対応したんでしょうかね・・・?
時期的にはIPS細胞研究所で発覚した感じなので
おそらく2014年以降の論文で捏造改ざんがあったと思います。
山水助教が関わった論文では調べた限り以下の通りでした。
・研究結果「ヒトiPS細胞から血液脳関門を構成する4種類の細胞を作製した」
・論文名「”In vitro modeling of blood-brain barrier with human iPS cell-derived endothelial cells, pericytes, neurons, and astrocytes via Notch signaling”」
引用元
一部では上記の論文が不正した論文ではないかと報じられています。
Array(´-`).。oO(捏造が判明した京大ips研の研究はこれ関連っぽいね…ips細胞でBBBモデルが作製できたら確かに画期的だったろうに…) pic.twitter.com/9XTWyNtX9u
— おけら@臆トレManager4545 (@okera1127) 2018年1月22日
と思いましたらこの論文がダメでした。
京都大は22日、京大iPS細胞研究所の山水康平特定拠点助教の論文に捏造と改ざんがあったと発表した。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた脳の血管に関する論文で、調査した結果、主要な図6点全てに不正があったと認定した。どうやら根幹の部分で、論文の主張にとって重要なポイントにおいて
引用元
有利な方向に操作されており、結論に大きな影響を与えているそうです。
どうやらメインの図表全てにねつ造があり
補足の図表でも6点中5点にねつ造があったのこと
毎日新聞などのメディアでも報じていたことがありますが
この論文では「ips細胞を使って「血液脳関門」の機能を持つ構造体を体外に作り出す」
ということを成功したことが書かれています。
アルツハイマー病やパーキソン病、ALSなどの難病にも対応できる可能性も秘めており
本当にあったならスゴイ論文ですよね。
ちなみに不正箇所は図6点全部に不正があるということ・・・・
図に関しては載せようとおもいましたが
正直こっちのサイトで見た方が100億倍ましなので載せておきます。
追記)結果が全て操作されている恐れがあるので多分見るだけ無駄なんじゃないかなと思います。
不正した論文の図一覧(パソコンの方がおすすめ)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5355679/figure/fig2/
論文の主張に有利な状況に操作したと京大が報告しているので
実際の結果では培養などに違いがあったんでしょうかね。
なんとか結果を有意にさせたい気持ちはわからなくもないですが…
ちょっと載せますが、図2(Figure.2)では
IPS細胞で血管内皮細胞・周皮細胞・ニューロン・アストロサイトの
4種類の細胞へと分化し、共培養することで脳血管内皮細胞を作製した
という結果が出ていました(一応言いますが確実性はない)
ありそうなのが実際は脳血管内皮細胞を作成できなかったけど
論文ではそう書いちゃったって感じかなぁ・・・・
まとめ
というわけで山水助教の論文不正についてでしたが
IPS研究所で論文不正する理由があんまりないと思うんですけどね・・・
ただ素晴らしい研究成果を上げたいがために
不正を行ってしまったとしたら残念ですね。
ただ研究成果を上げないとお荷物や税金の無駄と言われるので、どうしてもそのプレッシャーはあるとは思いますが…
小保方さんの場合は博士号剥奪となって
実質大卒となってしまったのですが
今回の出来事で山水助教もそうなるんでしょうかね・・・?
さらに監督責任で山内教授もなんかしらの罰を受けるので、京大は痛いダメージになりますね
というわけで以上になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。