こんにちは。フラムです。
世界仰天ニュースで抗NMDA受容体脳炎が取り上げますが
柳恵子さんがこの症状にかかっていましたが、無事に退院できました。
これでこの話はおしまい。といったらいいんですが
この病気はどうやら再発のリスクや男性にかかる可能性があるそうです。
今回は、この病気の再発や男性にかかるリスクについて
検査方法や治療方法について調査していきます!
抗NMDA受容体脳炎の検査方法や治療方法は?
まだこの病気については研究段階であるので謎が多いですが
この病気が引き起される原因として多いといわれているのが
「卵巣の腫瘍」が「NMDA受容体抗体」を生み出すことです。
この仮説を紹介しているの亀井聡教授です。
仮説では、何らかのウイルスに感染すると、そのウイルスをたたくための免疫反応が活発化します。この免疫系の活性化により、脳内にこの抗体(NMDA受容体抗体)ができてくると考えています。そしてその抗体が、脳内で中枢神経系の興奮刺激を伝える役目を担う「NMDA受容体」に作用するのではないかと推測しています。
引用元
そしてこの症状にかかったかを診断する方法ですが
患者の「脳脊髄液」を採取して「NMDA受容体抗体」があるかどうか検出することです。
A diagnosis of anti-NMDA receptor encephalitis requires antibodies to be detected in the body fluids of someone with symptoms consistent with anti-NMDA receptor encephalitis. Antibodies may be found in either blood or spinal fluid. Tests on the spinal fluid are more accurate than those on the blood.
http://www.antinmdafoundation.org/the-illness/what-is-anti-nmda-receptor-encephalitis/
治療法は、恵子さんがやったのは卵巣の摘出でしたが
最近の治療では脳脊髄液中にある「NMDA受容体抗体」働きを低下させる薬で治療されるようです。
Although every patient’s disease, symptoms and experience is different, most are treated with medications that reduce the levels of antibodies in the blood and spinal fluid.
http://www.antinmdafoundation.org/the-illness/what-is-anti-nmda-receptor-encephalitis/
なのでこの病気が発生した=卵巣摘出といった展開にはならない可能性があります。
ただ、まだこの病気は研究中であり、未確定の部分もあるので参考程度で
抗NMDA受容体脳炎が男性にかかるリスクがある?
この病気ですが、発見された当初は女性でのみかかる可能性があったと
考えられていますが、男性でもかかる可能性はあるそうです。
男性でこの病気が発生するときは精巣内でNMDA受容体抗体があるそうです。
Tumours may be found in men. When these occur they are usually found in the testes.しかし、男性よりも女性の方がかかるリスクが多いといわれているそうです。
http://www.antinmdafoundation.org/the-illness/what-is-anti-nmda-receptor-encephalitis/
何度も書きますが研究中なので実際に男性よりも女性のほうが
かかりやすいといった情報が覆される可能性もあります。
また、この病気も再発するリスクは2割ほどと高い確率で再発するそうです。
亀井教授が担当している病院でも4回再発した患者さんもいらっしゃるので
完治したといえる段階が不明でもあります。
なので、治療完了後も免疫を抑制する薬を定期的に摂取する方もいます。
ちなみに恵子さんも摂取しています。
この病気は難病として扱われていますが、現在日本でもこの病気の存在を
広めようと活動されている方もいます。知っておいた方がいいですしね・・・
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございましたー
- 関連記事