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こんにちは。フラムです。
「試してガッテン」で缶詰の食べごろについて取り上げられるようですね。
というか缶詰の食べごろがあったとは思いもしませんでしたね・・・・
缶詰は大体一定の味を長期間保持できるものだと思っていましたが、食べごろの時期が存在するんですね・・・!
というわけで今回は番組で取り上げられる「ツナ缶」や「鯖の水煮缶」の食べごろの時期について取り上げます。
ツナ缶の食べごろはいつ頃?
缶詰の特徴は、なんといっても”常温で長期間保存できること”です。
日本缶詰びん詰レトルト食品協会では、賞味期限が過ぎても食べることはできると書かれています。(もちろん「おいしさ」という点から見ると、味の期待は薄れますが・・・)
缶詰、びん詰、レトルト食品は賞味期限の日付が経過したからといってすぐに食べられなくなってしまうことはありません。缶詰、びん詰、レトルト食品は密封の後、その主要な製造工程である加熱殺菌により食品の腐敗の原因となる微生物を殺滅しています。このため保管中に新たな微生物が侵入しないかぎり、賞味期限の経過後についても開封しなければ中身が腐ることなく長期間の保存ができます。
引用元
そんな缶詰でももっとも美味しく食べられる時期、つまり旬なるものが存在します。
ツナ缶が食べごろになる時期は製造日から1年後と言われています。
(1年半から2年という説がありますが、ここでは1年後としておきます)
缶詰の中の油がツナにしっかり染みこむまでにおよそ1年ほどかかるといわれています。
ちなみに林先生の初耳学や、ヒルナンデスなどの番組でも取り上げられていたようですね~
鯖の水煮缶の食べごろは?
こちらもツナ缶と同じ製造日から半年後と言われています。
こちらも油が鯖に染みこむまでに時間がかかり、その時期が大体半年ぐらいだそうです。
なお、鯖の水煮缶の旬の時期も分かれており
「1年くらいつけるとおいしいよ~」という意見もあります
もう長期間つけちゃえば全部美味しいんじゃないんですかね??
サバ缶やツナ缶に限らず、缶詰の旬の時期は割と遅いです。
一例をあげると
・フルーツ缶・・・半年~1年後
・スイートコーン・・・1年後
・コンビーフ・・・3か月後
があります。
このように缶のおいしさの時期が遅くなるのには
材料を密封させた後、高温高圧で殺菌して作るので、成分がうまく混ざらないからだそうです。
引用元
また、黒川博士(日本缶詰瓶詰レトルト食品協会)はこう述べられています。
製造したての水産缶詰は、身が軟らかい。時間とともに、調味液に含まれる塩分で浸透圧が働く。半年ほど時間がたつと、適度な水分が抜け、身が締まり、歯触りがよくなる。
引用元
缶詰は長期保存するための手段ではなく、食材と調味料を密封させることで
柔らかくしたり、また味をなじませることができる手段でもあるということを認識させられます。
ですが、全部が全部放置すればいいものでもないです。
・缶が膨らんでいる
・缶に穴や隙間がある。
といった缶があると、微生物が中に入ってしまっており、衛生状態が保証されなくなります。
なので、缶がちゃんと密封されているかということを確認したほうがいいですね・・・
まとめ
缶詰は手軽に食材としても活用できるのですが、長期保管することにより
身が締まって歯触りが良くなるそうです。
もし買いだめされている方がいれば、ちょっと長期保管されてはいかがでしょうか?
もちろん安全管理も怠らずに・・・
最後までお読みいただきありがとうございました~